ロジュノフ・ポド・ラドホシュチェム野外博物館
中欧で最大かつ最古の野外博物館が生まれた背景には、忘却のふちにあった伝統工芸と民俗文化を復活させようとする試み、それとワラキア地方の住民の社会生活を再建させようとする努力がありました。野外博物館内にはワラキア地方特有の木造建築物が何百もあり、その場にいると過去にタイムスリップしてしまったかのような錯覚に陥ります。野外博物館ではご当地グルメを味わったり、忘れさられかけている伝統工芸を体験したりすることができます。

ロジュノフ・ポド・ラドホシュチェムの野外博物館では、年間を通して文化行事が催されています。当地の民俗文化や民俗習慣、伝統工芸に触発されたイベントの数々が開かれています。毎年お子様連れの訪問者も舞踏と歌謡のイベントを楽しむことができます。ロジュノフ・ポド・ラドホシュチェム野外博物館では、「フォークロア・ロック祭」や「ワン・ワールド映画祭」など一年に四つの国際フェスティバルが開催されています。伝統のあるロジュノフ祭が最も人気があります。

周辺一帯で最も美しい建物群の景観

野外博物館の最古の部分は木造建築物の町です。ロジュノフ広場から移した家屋群と近くの村から移した美しい教会をご覧になれます。木造の建物の内部では、はるか昔の人々の生活が紹介されています。産業建築を代表するのはムリーンスカー・ドリナ(「水車の谷間」の意)で、展示物のほとんどは水力によって動きます。水車式の鍛冶場、製材所または搾油場の往時の内装を見学することができます。野外博物館にはドイツ式の風車があり、製粉技術の知識を紹介しています。ワラキア地方に位置するこの町は数百年の転変有為の歴史を経ても独特の個性を保持し続けているのです。

まったく新しいタイプの温泉

ロジュノフ・ポド・ラドホシュチェムは文化遺産、伝統工芸、今日すでに忘却された伝統職業にとって救いの象徴です。ワラキア地方の町々を一日中歩き回った後はリラクゼーションが必要です。こんなときのお勧めがロジュノフのビール風呂です。ビール風呂の目的は、従来の温泉療法と理学療法に、代替医療として古代エジプト人が採用していた古代医療技術の要素を組み合わせることにあります。