ムニーシェックの戦い
現在まで詳細が明かされていない1639年のバナー将軍率いるスウェーデン軍による、ムニーシェック・ポド・ブルディ城放火と、スウェーデン軍が戦利品として持ち帰り、今日なおストックホルムの軍事博物館に保管されている、一皇帝軍の焼け跡のある軍旗。その共通点は? この疑問を解き明かそうとしているのが、剣士ショーの14グループ。彼らはスウェーデン軍によるムニーシェック城占拠を、非常に想像力たくましく再現しています。城内の庭園には、目まぐるしく登場する剣士、ダンス、曲芸師のショーのほか、昔ながらの民芸市、当時の浴場、そのほか大人も子供も楽しめる様々なアトラクションが登場します。 プラハに程近いムニーシェック城の前では、30年戦争当時の野営地が再現されており、見学者は、各グループが披露する、マスケット銃や大砲などの武器、そして刺繍または彩色された色鮮やかな軍旗を見ることができます。兵士たちがその武器を点検し、戦略の確認をしている間、従軍酒保が火の上で料理したり、負傷者のために包帯を用意したりしている…そんな野営の様子を、ここでは肌で味わうことができるのです。