モーゼル:160年以上の伝統を誇るクリスタルガラス・ブランド 
モーゼルは、160年以上の歴史を誇っていますが、これら年数の大半を、皇帝、国王、その他世界最大の権力者向けの生産に費やしてきました。現在同社は、チェコ国内4カ所にショールーム(プラハとカルロヴィ・ヴァリにそれぞれ2軒ずつ)を持ちますが、その製品は全世界に輸出されています。モーゼルではこうした輝かしい業績をわずか360人足らずの従業員で達成しているのです。

カルロヴィ・ヴァリのクリスタル世界 

© Moser a.s.一生忘れらない体験をしてみたいという方には、西ボヘミア温泉町カルロヴィ・ヴァリのモーゼル工場見学をお勧めいたします。ここでは木製型の焼ける香りに満ちた、真のガラス工場の雰囲気、モーゼルガラス工場の伝統の雰囲気がひしひしと伝わってきます。製造所内ではガラスのブロー成型の様子を見学し、ガラスの原料、製造器具、製造工程などに関する知識を得ることができます。見学の後は、カルロヴィ・ヴァリの同社大ショールームでのショッピングをお楽しみください。さらにモーゼル・ビジターセンターには、新たにコーヒーショップ「カフェ・モーゼル」も加わりましたので、ここで極上のコーヒーとホームメード・パンケーキを味わいながら、クリスタルの噴水とクリスタルの彫像に飾られたルードヴィク・モーゼル広場の眺めをお楽しみいただけます。

最大の権力者に最高の品を 

モーゼルが全世界を魅了した、その秘密は何でしょうか。モーゼルは当初より無鉛のクリスタル・ガラス製造に専念していました。この種のガラス製品制作は容易なものではありませんが、その結果輝度、光沢度の高い、そして細かいカットと彫りを可能とする高硬度のクリスタルが得られます。さらに貴石カラーで彩色された、清澄の高いモーゼル・ガラス製品は、美しさの点で際立っており、様々な色のコンビネーションで素晴らしい視覚効果を発揮することから、デザイナーの創作意欲をかきたてます。高級クリスタル・ガラス「モーゼル」は、既に160年以上に渡って君主、国家主席、政府の官邸、宮殿などで使用され続けています。

皇帝のクリスタル 

モーゼル工房は、彫刻師で経営者としても手腕をふるったルードヴィク・モーゼルにより、カルロヴィ・ヴァリに1857年に設立されました。創設後20年足らずの間に、モーゼルはフランツ・ヨーゼフ一世、ペルシャのシャー、ムサフェレディン、あるいは英国王エドワード七世などの宮廷ご用達業者になるまでに成長しました。20世紀初頭にはその造形指向を転換し、今日モーゼル作品の特徴となっている装飾技術を取り入れています。モーゼルのクリスタル製品は、その独特の美しさ、クオリティー、そしてモーゼルというブランドの信頼度により、世界の著名人にとって名声と名誉のシンボルとなっています。