1*ナガスクジラの骨格(国立博物館/Národní muzeum、プラハ)
国内最大の自然学的展示物の1つが、巨大なナガスクジラの骨格です。全長22.5メートル、体重約4トンの大きなメスクジラの骨格は、この巨大な生物の素晴らしい構造を私たちに見せてくれます。修復を終えて、プラハの国立博物館の歴史的展示館にある、「進化の奇跡」と題された展示スペースを飾っています。
2* 聖マウルスの聖櫃(ベチョフ・ナド・テプロウ城)
チェコ王たちの戴冠の宝器と並び、聖マウルスの聖櫃は、国内でもとりわけ貴重な金細工の文化財の1つです。 また、欧州全体で見ても特に貴重な金細工の遺物でもあります。13世紀に作られたもので、内部には洗礼者ヨハネ、聖マウリティス、聖アポリネール、そして聖テモテの遺物が収められています。興味深いのは、数世紀の間行方知れずとなり、1985年になってベチョフ・ナド・テプロウ (Bečov nad Teplou) の城で発見されたことでしょう。このことが、歴史家や考古学者たちの間で大きな関心を集めました。この聖櫃は、欧州でも特に重要な発見の1つであるとされています。

フロレンツ(Florenc)にある、プラハ市博物館(Muzeum hl. města Prahy) の本館は、歴史と近代的なテクノロジーの効果的な組み合わせをもって、来館者をひき付けています。豊かな装飾を施された歴史ある木造天井と、最新のオーディオビジュアルの設備がコントラストを織りなしているのです。展示の中心は、国の文化財である、手作りのラングワイルのプラハ模型です。新しく12個のショーケースの中に展示されるようになり、それによって、かつて隠されていて見えなかったディテールも目にすることができるようになりました:小さな内庭、木造の回廊、プラハ城、カレル橋、有名な天文時計を備える旧市街広場だけでなく、すでに過去のものとなってしまった、その昔のプラハの一部を垣間見ることもできます。
3* 戴冠の宝器(プラハ城)
チェコの戴冠の宝器は特に重要な国宝で、これまでプラハ城で非定期に展示されてきました(2024年以降、ペトル・パヴェル大統領によって、聖ヴァーツラフの日に合わせて公開されるようになりました)。3種の宝器は、キャップやクッション、収納ケースを備える聖ヴァーツラフの王冠、収納ケースのついた宝珠、ケースと戴冠式用のマントが備わった王笏によって構成されています。
4* ハンゼルカとジクムンドのタトラ87(技術博物館、コプジヴニツェ/ Technické muzeum, Kopřivnice)
1950年代に、旅行家であるイジー・ハンゼルカとミロスラフ・ジクムントが、アフリカ、アジア、ラテンアメリカを旅するために利用した伝説的自動車である、タトラ87。このユニークな車両は、当時は大変進歩的だった空気抵抗を考慮したデザインを用いていることで有名です。V8エンジンを搭載し、ロー・プロファイルのタトラ87は当時、チェコの技術と冒険心の象徴だったのです。
5* ヤン・カシュパル (Jan Kašpar) 航空機(国立技術博物館/ Národní technické muzeum、プラハ)
1910年に設計・生産された、このユニークな航空機は、チェコで初めて飛行に成功した飛行機です。カシュパルはチェコ航空産業の先駆けとなりました。今でも、不屈の精神と当時の技術の進歩の証と捉えられています。
6* 天体観測器(国立技術博物館/Národní technické muzeum、プラハ)
ティコ・ブラーエ (Tycho Brahe)の時代の天文観測器は、16世紀の天文学の進歩を示すユニークな品です。デンマークの有名な天文学者が使用したこの計測器は、天体の詳細な観測を可能にし、宇宙科学の発展に寄与しました。
7* 恐竜の歯(モラヴィア博物館/ Moravské muzeum、ブルノ)
チェコで発見された肉食恐竜の一本の歯は、まさにブルノで発掘されたものです。古生物学コーナーで見ることができます。
8* チェコのガーネット(トゥルノフ宝飾工芸博物館/ Muzeum Českého ráje、トゥルノフ)
その美しさと特徴的な濃い赤色で有名なチェコガーネットも含め、ジュエリーと鉱物のユニークなコレクションを擁しています。様々な色・大きさのガーネットがあるだけでなく、中世から現代にいたるまでのガーネットの変遷を示す、歴史的に意義深い展示品も含まれます。
9* ヘルフシュティーンのリトアニア財宝(考古学博物館/Archeologické muzeum、オロモウツ)
評価の高い改修工事を終え、毎年、鍛冶芸術家たちが集う、壮大なヘルフシュティーン(Helfštýn) 城のリトアニア財宝は、オロモウツの博物館、具体的には美術館に展示されています。この魅力的な中世の発掘品に含まれていた、高価な宝石や硬貨等を鑑賞してください。
10* 世界最大の葬儀用馬車(チェヒ・ポト・コシージェム)
城郭もあるチェヒ・ポト・コシージェム (Čechy pod Košířem) の小さな村には、昔の馬車が数百台もある、ユニークで中欧最大のコレクションがあります。特に貴重な展示は、1750年にフランスで生産された金の馬車や、「アマデウス」、「シシィ」あるいは「吸血鬼の婚姻」などの映画で使用された、大司教の馬車でしょう。さらに興味深いのは、世界最大の葬儀用馬車です。巨大な馬車は全長6.5メートル、車高が3.5メートルあります。




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