雨の日のプラハ、どう楽しむ?
お天気がどうであれ、プラハは美しい町!太陽が照っているときはもちろん、たとえ嵐が来ても、年中しっかり楽しめます。ですから、あなたの滞在期間中が想定したような天気でなくとも大丈夫!百塔の町には雨を避けるだけでなく、隠された宝物を目にしたり、思いもしない興味深いものに出会えたりする場所がいくつもあるのです。素晴らしい博物館の魅力、楽しい展示、演劇など。高いところに上ろうと思う人も、迷わず出かけてください。素晴らしい経験ができる塔がいくつもありますよ。

博物館や美術館はあなたの期待を裏切りません

博物館や美術館は天気が悪いときの解決策として定評があります。プラハには何十もの博物館、美術館があるわけですが、そのなかの白眉と言うべきは、やはりヴァーツラフ広場を上りつめたところに建っている国立博物館です。人間活動のすべての分野における資料を収蔵しており、コレクションの規模は国内最大を誇っています。 国民博物館は大規模な改修工事をしました。おかげで、価値あるコレクションを、新しい展示方法で楽しむことができます。しかもクーポラに上って、ヴァーツラフ広場やプラハ中心街の息を飲む様な眺めを楽しむことができます。インスタグラム用の画像を撮りたいならここはぴったり!

その向かい側には国民博物館新館があります。ここにはチャイルド・ミュージアムが新しくオープンしました。お子さん方のイマジネーションを掻き立て、インタラクティブな展示によって周囲の世界に興味が向くようにできています。どの年齢の方でも、楽しめること請け合いです。

ベトレム広場(「ベツレヘム広場」)にあるナープルステク博物館では、アジア、アフリカ、アメリカ文化に関する展示が行われており、ヴルタヴァ川に突き出したノヴォトネーホ・ラーフカ(「ノヴォトニーの桟橋」の意)にはベドジフ・スメタナ博物館、ケ・カルロヴ通りにはアントニーン・ドヴォジャーク博物館が置かれています。さまざまな種類の科学技術に興味がおありの方は、レトナー公園の外れにある国立技術博物館に足をお運びください。窓を叩く雨音を耳にしながら、この国における科学技術の発展の歴史を示している展示物の間を歩いて見て回ることができます。わけても歴史的な飛行機とチェコで生産された最初の自動車は一見の価値ありです。

ご家族で楽しめるのは、インタラクティブ・モデルのプラハがある鉄道の王国でしょう。ちょっとした休憩にも最適な、カフェと展示会場が一つになった展示があるのはCAMP-建築と都市計画センターです

アールヌーボーからモダニティまで

美術館のほうがお好きでしたらヴェレトゥルジュニー宮殿(「見本市宮殿」)に足を向けてください。このプラハで最初の機能主義建築の建物は、20世紀と21世紀の現代芸術のコレクションを展示しています。独創性の高い芸術作品、挑発的な展示、さまざまな芸術分野の渾然とした融合がお好みならば、ホレショヴィツェ地区にある現代アートセンターDOX(ドックス)がお勧めです。創設後まだあまり時間がたっていないにもかかわらず、この美術館はプラハの芸術地図において、斬新で特異という立場をすでにうち立てています。


現代芸術に特化しているのは、カンパ・ミュージアムカレル橋が望めるヴルタヴァ川河畔にあります。チェコのデザインを堪能したいなら、美術工芸博物館がおすすめです。チェコの聖人である聖アネシュカの足跡をたどって、アネシュカ修道院を訪ねるのもいいかもしれません。プラハでも特に素晴らしいゴシック様式の建築物です。

フランス軍の跡をたどって地下へ

雨音を背にしながら、最初期のボヘミアの君主たちが築いた神秘的な居城に隠された地下へと下りていくこともできます。ヴィシェフラドというと、その場所自体が何時間もかけて見て回れる興味の尽きない場所なのですが、その城下に隠された地下道とホールを結んで造られた迷宮へと下りていけるのです。これは17世紀にフランス軍が誰にも気付かれることなく移動するために建造されたものです。


空まで、そしてもっと高く!

高いところが好きな人なら、数あるプラハの塔のうちの1つに上ることをお勧めします。そこからは、他では見られないような古いプラハ中心街の眺めが待っています。小地区橋塔、旧市街橋塔、新市庁舎に足を踏み入れてみましょう。ペトシーン、火薬塔、プラハテレビ塔、プラハ城内の聖ヴィート教会にある大南塔も見逃せません。更にノヴォムリーンスカー給水塔やダンシングビルのビストロでも、ちょっと違う体験があなたを待っています。

魔法の世界

雨模様の一日の終わりに何か本当に特別なことを体験して一日の締めとするのはいかがでしょう。ここプラハを発祥の地とするブラックライトシアターの公演に出かけてみてください。色とりどりの光と特殊効果と錯視現象を利用した独特な世界に入り込んでください。有名なブラックライトシアターとしては、イジー・スルネツ劇場、WOW劇場、タ・ファンタスティカ劇場などが挙げられます。


底なしの井戸と岩に囲まれた水泳

最後に、3つの正統派とはいえない場所をお教えしましょう。中心街にあるプラハ市図書館の底なしの井戸と呼ばれている展示は、大変有名なアトラクションになっています。数百冊の本と2枚の鏡から作られており、なんとも面白いビジュアル効果を生んでいます。また、プラハを端から端までトラムで行くのもおススメです。22番のトラムに座ってゆけば、雨に濡れることもなくプラハの有名な場所を目にすることができます。数十コルナの乗車券で済んでしまうのでお得だということだけでなく、公共交通機関を使うというエコロジーさもポイントです。

もしちょっとスポーツがしたい、水は苦にならない、ということであれば、ポドリーにあるプラハ市水泳場に行ってみましょう。映画の舞台のような岩場を背景にした水泳場で、ここの「常連」達に混ざって泳ぐという特別感ある経験ができます。更に、寒い季節には屋外プールの1つが温水プールにもなります。さあ、水着を持ってくるのを忘れないでくださいね!